2011年11月22日

おとぎの国じゃないけど素敵な国 ブータンについてのメモ

あまりの慌ただしさに更新もできずすいません、
今日やっと! 「女ひとり旅読本」全部入稿しました!
つまりブログやってる場合じゃなかった!すいません。。
明日にでもこの件はご報告しましょう。

さてそしてそんなときに突然ブータンですが、
本日ツイッターに

「ブータンは古くから中国・インド・チベットなどに揉まれてきて自己アピールや宣伝、外交がとても上手(でないと叩き潰されてた)。少ない人口と高い食料自給率が今の統一的な政策(服装や建築規制など)を実現させていて、それは一つの小国の道だと思いますが、理想的な「おとぎの国」とはちと違う。」

という書き込みをしたところ、わりとリツイートいただいて
これは言い足りなかった、と反省して補足しておきます。

この書き込みのあと、ある方から「美化されすぎですよね」と
同意のリプライをいただき、

「よかった、怒られるかもとドキドキしながら書いたのですがw なにか報道されているブータンは私が知ってる国とは違うように見えてしまい。きれいな山国で日本人好みなだけに、美化しすぎは逆にのちのちのためによくないですよね。」

とお返事しました。基本的には、私の意見はこれに尽きます。

ブータン国王の演説が省略されてたと怒る人がいたり
それについては検証ブログがありました)
GNHばんざい、涙が止まらないといった意見があったり
かなりかなり、陛下は点数稼いでご帰国された印象です。
それ自体はとても素晴らしいことで、
ブータンはこういうパフォーマンスにたいへん長けている国です。
先王がGNHというコンセプトを打ち出したのは1972年、
日本が高度経済成長わっしょいわっしょいだった時期です。
最初は漠然とした概念だったのが、
90年代ごろから世界の風潮がロハス&グローバルな空気を帯びてきて、
これは政策のひとつとして数えられるようになりました。
そして民族衣装を義務づけたり建築に規制をかけたり(今は色々違ってますが)、
すごい先見の明というか、プロモーションのうまさを感じます。

日本が学ぶべきところは、こういうことだとも。

詳しい方はご存知だと思いますが、ブータンはいろんな内政問題も抱えています。
グローバル化の波もありますし、ネパール難民問題も解決はしてない。
都市生活者とぐんぐん離れていく
山に暮らす人々の生活をどう守っていくのかこれから難しいことでしょう。
じっくり見ていきたいと思ってます。たぶん、彼らはしたたかに切り抜けそう。

そして、そういうブータンに、もっともっとみんなが
興味を持ってくれるととてもうれしいです。
誤解されると困りますが、私はブータンがとても好きです。
人も自然も素晴らしい国ですよ。
個人的にはチベット仏教に興味があるので、
壁画やタンカ、仮面舞踊には夢中になりました。
タイミングあえばぜひお祭りの時期に。
パロツェチュ、ティンプーツェチュが有名です。

ちなみにGNH。調査でみんなが「幸せだ」と答えるのは嘘だ、
言わされておるのだ、という声も聞きましたが
私が知ってる範囲では(渡航6回です)、みんな「幸せ」って言いますし、
わりと(?)幸せそうな雰囲気です。
ブータンのとあるガイドに言わせると、「仏教徒であることは大きい」とのことで。
足るを知る、というのを教えられてるのと、
幸せって言ってないと不幸がくると思ってる(これは冗談かもしれない)、
ってことでした。

そういえばもう5年も前になりますが、GNHをテーマに取材したことがあります。
幸せが指針 ブータンの暮らし
ツェリンちゃん美人に育っただろうなー。

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posted by 山田静 at 23:00| Comment(0) | 旅のメモ(ブータン) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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